高価な設備も正しい方法で校正しなければ正確リークテストは行えません。
アールエムテック社は、米国で50年以上の経験を持つLACO Technologies社と業務提携し、日本のお客様のご要望にお応えするために幅広い種類の基準校正リークをご提案いたします。
LACO社の校正リークは10-10〜1,000atm・cc/secの範囲をカバーしています。
しかも堅牢な校正リーク(LACO CalMaster)は、独自に開発したマイクロチューブ・キャピラリーエレメントを採用。堅牢で信頼性の高い優れた特長を有している為、永久保証しています。
その信頼性の証として NIST traceable、A2LA(ISO 17025-2005、ANSI Z540-1-1994)(米国試験所認定協会)に準拠した認定校正証明書が添付されます。(一般に市場に流通している校正リークは、2、3次校正リークの為、これらの認定校正証明書は付きません)
一般的な校正リークはヘリウムガスのみですが、Laco Technologies社は様々なガス種(He, H2, Air, Ar, R134a, SF6, R410a, Ar, Kr, Xe, Ne, N2, D2, CH4, CO2, 他)などに対応した校正リークをご提供いたします。
最も一般的な校正リークです。リザーバタンクを備え指定された流量のガスまたは混合ガスで供給可能です。リークディテクタやリークテストシステムの外付け校正用として使用されます。
オープンスタイル校正リークは、究極の柔軟性とカスタマイズ性をご提供します。
2つのリザーバを備えた校正リークです。
LACO社のオープンスタイルリークを使用することで、お客様の要望されるリーク量のシュミレーション模擬校正リーク(良品、不良品)をご提供する事ができます。
LACO社は、再校正リークサービスを非常に迅速に対応いたします。
アールエムテック社では、お客様のお手持ちの校正リークをLACO 社の1次校正器を利用して自社設備にて再校正リークのサービスをご提供します。
A2LA (米国試験所認定協会)の認定書は添付できませんが、校正大系書類等を添付いたします。
LACO Technologies社の校正ラボの認定
LACO社社のキャリブレーションラボは、キャリブレーションの分野における技術的能力のためにA2LA(米国試験所認定協会) によって認定されています。
LACO社の校正ラボは、試験機関および校正機関の能力に関する国際規格である「ISO / IEC 17025:2005」の一般的な要求事項に従って認定されています。
従いまして「ANSI / NCSL Z540-1-1994」 の要件と校正分野の追加プログラム要件も満たしています。 この認定は、定義された範囲の技術的能力と検査室品質管理システムの運用を実証しています。
(2009年1月8日付けのISO-ILAC-IAFコミュニケーションを参照)
試験および校正データの品質保証 ISO / IEC 17025 の試験所認定は、 ISO 9001 登録で扱っているのと同じ品質管理システムの原則をカバーしています。
継続的なコンプライアンスを確実にするために認定された試験所は定期的に評価され、技術的な専門知識を維持しているかどうかがチェックされます。
これらの試験所は、定期的な能力の評価として熟練者のテストプログラム(該当する場合)に参加する必要があります。
温度補正係数:校正温度以外の温度で使用されているときにリーク量を補正するための係数。温度補正は、以下の式を用いて行います。
QCOR:補正されたリーク量(atm・cc/sec)
QCAL:校正ラベルに印刷されたリーク量(atm・cc/sec)
CT:ラベル上の温度補正係数(%/℃)
T:実際に校正リークを使用している環境温度
TCAL:ラベル上に記載されている校正時温度(℃)
例:リーク規格のラベルは、2.00 x 10-6atm・cc/secのリークレート、23.0℃の校正温度、および2.0%/℃の温度係数を示します。
校正リーク(標準リーク)の使用中の周囲温度は21.0℃です。 上の方程式によれば補正された漏れ率の値は以下となります。
Laco Technologies社の校正リークは、マイクロチューブキャピラリを採用しており 0.1%/℃の温度変化の為ほとんど無視できます。
補正として以下の式を使用してください。
QCOR:修正リーク量(atm・cc/sec)
QCAL:校正ラベルに印刷されたリーク量(atm・cc/sec)
DR:校正ラベルに印刷された減衰率(通常%/年)
T:校正日からの経過時間(月)