実績例
真空を知る
真空とは全く空気のない状態をイメージされる方が多いかもしれませんが、JISにおける真空の定義は「大気圧より低い圧力の気体で満たされた空間内の状態」のことを指します。
この圧力の低い状態で起こる現象を利用して、吸引、吸着、成型、充填、置換、保存、乾燥、蒸留、濃縮、脱気、成膜、断熱、冷却・・・・といった操作を行うことができます。
これらを利用した真空機器は、《真空産業の木》に示される様々な産業で活躍しています。



身近な製品紹介
皆さんが毎日使っているあの製品にも、真空技術が使われています
私たちの製品は、直接一般の方が目にすることはありませんが、皆さんが毎日使っているスマートフォンにも真空技術が使われています。
その中でも表面のガラスや内部の半導体部品を製造する際に、吉川製作所が作った真空装置が採用されています。
私たちの技術は、目には見えませんが、皆さんの生活を支える最先端製品の品質を陰ながら支えています。

実は車のココにも使われています
ディスプレイガラスは、基板上に様々な物質を何層にも重ねて作られます。この際、高品質な膜を形成するために真空環境が必須です。
そして、真空状態下で特殊なコーティングを施すことで、耐久性や視認性を高めています。また、真空状態では不純物が混入しにくいため、高品質な製品を生み出すことができます。
こうした真空技術の活用で、均一で緻密な膜を形成し、鮮やかで高解像度のディスプレイを実現します。

EV用電池製造にも真空技術が
活躍しています
真空技術は、自動車のディスプレイだけでなく、EV用電池の製造にも深く関わっています。特に、真空乾燥炉は、電池材料の水分や不純物を除去し、高性能な電池を実現するために不可欠な装置です。私たちの真空装置は、EVの普及を支える重要な役割を担っています。

お取引先
一般企業様例
- 株式会社IHI
- 旭化成株式会社
- AGC株式会社
- 株式会社カネカ
- 川崎重工業株式会社
- キヤノン株式会社
- 京セラ株式会社
- 株式会社神戸製鋼所
- 株式会社 GSユアサ
- 株式会社ジェイテクト
- シャープ株式会社
- ソニー株式会社
- 大日本印刷株式会社
- TOPPAN株式会社
- 日本ガイシ株式会社
- 日本ハム株式会社
- パナソニック株式会社
- プリマハム株式会社
- 丸大食品株式会社
- 三菱重工業株式会社
大学/官公庁様例
- 宇宙開発研究機構(JAXA)
- 大阪大学
- 京都大学
- 九州大学
- 東京大学
- 東北大学
- Spring-8
- 理化学研究所
- 量子科学技術研究開発機構